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メルマガ第13号

2014/1/1

:;;;:*†*:;;;:*†* 第13回 *†*:;;;:*†*:;;;:

 

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                 キルコライズフィールド 第13号

                   2014年 1月 1日発行

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弊社お客様方

 

皆様、あけましておめでとうございます。

 

新しい年を迎え、本年が皆様のビジネスに輝かしい歳となりますよう、心よりお祈り

いたします。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

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メールマガジン【 キルコライズ・フィールド 】

今回はその第13号を配信いたします。

 

皆様方のビジネスの前進に貢献するという観点から、キルコート周辺の情報をお伝えしてま

いります。

 

このメールマガジンも2年目を迎えることとなりました。

今月は新年特大号としてお送りします。

今回は、いつもの話題とは少々話題が横道にそれている部分の多いことをお許しください。

今月は、「キルコートと機関銃」というテーマでおおくりします。

 

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     ☐☐「キルコートと機関銃」☐☐

 

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まずは思いきり横道に逸れましょう。

 

昨年暮れ ミハイル・ティモフェエヴィチ・カラシニコフ氏が94歳で死去したというニュースが伝わ

りました。

 

現在でも、世界中に少なくとも3,000~4,000万丁以上が存在するというAK-47 カラシニコフ銃を

設計した人物でした。

 

この銃は、アサルトライフル(小口径高速弾を用いる小型の自動小銃、M-16などもこのカテゴ

リー)と呼ばれる種類のもので、厳密には機関銃とは区別されますが、連射は可能で、一般人

からすると機関銃のようなものです。

 

「人類史上最も人を殺した兵器」とも「小さな大量破壊兵器」とも言われ、世界中の紛争地域で

現在も使用され続けている銃器です。

 

第二次世界大戦直後の1947年、当時のソ連において、カラシニコフ氏は大戦下でナチスドイツ

の侵攻にさらされた祖国を守りたいという一心で設計にあたり、完成させたといいます。

 

 

 

いろいろな意味で実に優秀な銃で、構造が単純で部品が少なく製造が容易、汚れや様々な気

候条件にも強いという特徴を持っています。

 

こんなに優秀で世界中で使われている銃の製造メーカー「イズマッシュ」は、昨年倒産しました。

 

なぜ?と不思議に思われますが、実は紛争地域で使われているカラシニコフ銃は、ほとんどが

非正規品で占められています。

 

これは、メーカーがライセンスを乱売しすぎたことにより、ライセンス契約終了後も非正規品を作

り続ける工場が後を絶たなかったための現象です。

 

かつてオウム真理教がカラシニコフ銃の製造を計画し、不完全ながら何丁かの銃を製造してい

た事実が発覚しました。

 

メーカーの破たんは、町工場程度の設備とノウハウがあれば可能なほどの製造のしやすさも仇

となってのものでした。

 

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機関銃の歴史は、米国南北戦争の時代に始まりまました。機関銃は歴史上で最初に登場した

大量殺戮兵器というとらえ方ができるといいます。

 

18世紀におこった産業革命の流れは、やがて兵器の製造とその使用にも大きな影響を及ぼす

ことになりました。

 

機関銃をはじめとする様々な近代兵器が開発、使用されるようになり、戦争のあり方そのもの

をも変化させました。やがて戦争は、国民国家同士が巨大な軍隊をぶつけ合う総力戦の様相

を呈することとなります。

 

南北戦争は内戦でしたが、60万人という膨大な戦死者を出しての大戦争でした。これは産業革

命以前の世界ではありえなかった現象です。

 

南北戦争当時にガトリング銃(ガトリング砲、クランクを手回しするタイプの機関銃)が開発され、

その後の時代には発射時の反動を利用して次の弾の装填を自動的に行うという今日の自動

火器にも採用されているメカニズムを用いた最初の機関銃であるマキシム機関銃が開発されます。

 

マキシム機関銃は、そのコピー版も含めて日露戦争や第一次世界大戦などで大きく使用され

ることになります。

 

日露戦争の旅順攻囲戦では、要塞を守るロシアのマキシム系機関銃の前に日本軍は累々たる

屍の山を築かされました。

 

第一次大戦の地上戦においては、いち早く機関銃などを大量装備したドイツが、東部、西部の

両戦線でその強さを発揮しています。

 

膠着する塹壕戦から、戦車、航空機の登場と兵器や戦法においても急速な変化がみられたの

もこの時代でした。

 

産業革命が最初におこった国家イギリスにおいては、さぞや先駆けてこれらの変化に対応した

のだろうと思いがちになりますが、実はそうではなかったようです。

 

ジョン・エリスの著作「機関銃の社会史」によれば、当時のイギリス軍は、とりわけ司令官級の

軍人たちは、なかなか機関銃というものに軍事的な価値を見出そうとしなかったといいます。

 

マキシム機関銃で一分間に600発、銃弾を雨あられと浴びせかけることのできる恐るべき兵器

を前にして、戦争の専門家である軍人こそが真っ先に飛びつきそうなもののように思いますが、

・・。

日露戦争や、彼らが植民地支配を行う上で各地で戦われた戦いにおいて、すでにその威力は

実証済みであったにもかかわらずです。

 

歴史上初の近代国家同士の総力戦であり、第ゼロ次世界大戦ともいわれる日露戦争も、彼ら

にとって所詮は地球の裏側でおこったことであり、植民地での戦いは、野蛮人を相手にした参

にならない戦いという認識がされたとのことです。

 

伝統と格式を重んじる人間は、それにとらわれ、「戦いとはこうあるべきだ」「軍人たるものこう

でなければいけない」などといった「べき論」が先行したとききます。

 

伝統と格式を重んじる人間でなくても、それまでその人が行ってきたやり方や、考え方を現実に

合わせて変化させていくことは意外と難しいものです。

 

イギリス軍は、ドイツ軍の攻勢にあわてながら、遅ればせながらに機関銃の配備に力を注がね

ばならないことに気付いてゆくのでした。

 

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このあたりで話題をキルコート周辺に戻します。

 

 

地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの大量発生は、産

業革命以前にはあり得なかった現象です。

 

産業革命は18世紀半ばから19世紀にかけておこりました。工業化の波が産業構造、社会構造

の変革へと導きます。

 

この流れは私たちに多くの恩恵をもたらしました。ものに恵まれた時代、おそらく一般人が十分

に太ることのできる最初の時代が到来しました。

 

私たちは今日のこの社会の在り様を当然のこととして生きていますが、地球の歴史を一年間に

凝縮してみたときには、人類の誕生が12月31日の午前10時40分頃、産業革命のおこりにいたっ

ては31日の午後11時59分58秒頃のことになります。たかだかここ1、2秒のことです。

 

人類の英知が花開き、地上の支配者となったこの時代、多くの負の側面に黒い花が開いてい

る現実にも直面しています。

 

そのひとつが戦禍の拡大であり、別のひとつがここ最近になってあらわになってきた地球環境の

急激な変化でしょう。

 

1997年12月には、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3、地球温暖化防止京都会議)に

おいて京都議定書が採択され、先進国に温室効果ガス排出削減目標が課されました。

 

これまで工業化の恩恵の多くにあずかり、温室効果ガスの大部分を排出してきた先進国から率

先して排出を削減すべきという考えに基づいたものです。

 

排出削減目標が課された国の中には、今現在では温室効果ガスをもっとも多く排出することに

なった新興国などが含まれません。また、当時の最大排出国アメリカも参加しませんでした。

 

日本政府関係者は、「京都議定書は、世界の排出の27%しかカバーしていない」という事実を取

り上げ、「ゆえに同議定書の削減対象期間後には、別の新たな議定書が必要である」という考え

方を主張してきました。

 

COP18における京都議定書の暫定延長に日本は不参加を表明することになります。

 

総じて見れば、先進国と新興国、この二つのグループの立場の大きな違いが、国際的な歩み寄

りを難しいものにしています。

 

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明治維新以来、先進帝国主義国を目標に坂の上の雲を目指してひたすら上ってきた日本は、

大国ロシアと互角に戦うまでの存在になります。

 

その路線をさらに増強する方向で歩むことになった日本は、国際社会から孤立したあげくに

無謀な戦争へと突き進んでいきました。

 

大戦禍の恐ろしさを身に染みて経験した後の国際社会でも、大戦にまでは至ることはなくなった

にしても、国際協調はあいかわらず難しい課題であるようです。

 

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昨年フィリピンを襲った巨大台風は、死者、行方不明者8,000人、負傷者30,000人、被害総額は、

日本円にして870億という膨大な被害をもたらしました。

 

地球温暖化がこのまま進めば、近い将来には日本もこの規模の台風に襲われる可能性が高

いと聞きます。

 

営々たる地球の歴史において、ここのところの僅かな時間の中で、人類史においても僅かここ

のところの人たち、しかも世界中からすれば一部分の人々を豊かにしただけの流れが、この星

全体の環境自体を悪化させてしまうとすれば、それは単に申し訳ないだけで済ませられる問題

とは思えません。

 

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シリア内戦での死者は累計11万人に達し、戦火はますます拡大する傾向といいます。

 

ここでもカラシニコフ銃が奪った命が最も多いことは間違いないでしょう。

 

内戦の報道は、映像では爆発物が爆発していたり、本来の意味での大量破壊兵器である化学

兵器が使用されたといったニュースなどが目立つ印象ですが、実際に奪われた命に占める割

合が多いのは手に持って走り回れるほど小さな火器によるものの積み重ねという現実があります。

 

紛争拡大を防ぐために国際社会にとっての重要度からすると、本来の意味の大量破壊兵器の

使用をコントロールすることは勿論ですが、通常使用されている火器のコントロールの度合い

の方が大きいと言えるでしょう。

 

これができないのは、シリア政府を支援したい国々、反政府勢力に味方する勢力、一言に反

政府勢力と言っても共通点は反政府というだけの思想も何もかも異なるグループの寄せ集め

という事実、これらの複雑きわまりない現実の中での調整を余儀なくされるからだと考えられます。

 

ここでも国際協調の難しさという側面がみえています。

 

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紛争地域の武器の問題、そして温室効果ガス排出削減の問題を並列的に考えたとき、共通す

るのはまずは国際協調の難しさの現実、そして全体から見れば小さなことの積み重ねが重要で

あることの二つがみえてきます。

 

温室効果ガス、とりわけCO2の削減という課題は、産業や景気といった比較的短期的な課題と

の絡みという難しさはあるにしても、今日の私たちにとって避けては通れないものに違いはあり

ません。

 

避けては通れないならば、ひとりひとりの立場から、小さなことの積み重ねを地道に行ってゆく

ことしかないのでしょう。

 

こういった考え方を、私たちがキルコートを推進してゆく上での根本に据えたいと思っています。

 

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以上、第13回目の話題をお伝えいたしました。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

また次回の話題をどうぞご期待ください。

よろしくお願いいたします。

 

【キルコートニュース編集委員会】

 

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