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メルマガ第20号

2014/9/1

:;;;:*†*:;;;:*†* 第20回 *†*:;;;:*†*:;;;:

 

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                 キルコライズフィールド 第20号

                   2014年 9月 1日発行

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弊社お客様方

いつもご愛顧いただき、今月も当メルマガをご購読くださり、ありがとうございます。



今年はあの暑さがあったにもかかわらず、秋の訪れが意外なほど早いという印象ですね。



さわやかな気候のもと、お仕事の進展をお祈りいたします。


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メールマガジン【 キルコライズ・フィールド 】 今回はその第20号を配信いたします。


皆様方のビジネスの前進に貢献したいという観点も持ちながら、キルコート周辺の情報もできるだけ含めてお伝えしてまいります。


今回の話題は、前回の続きで、『効果計測の難しさ・・その2』をお届けいたします。



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    ☐☐「効果が温度差に表れにくい場合」☐☐


前回「予想した効果が数字に表れない場合」ということで、色に関することと、室内に空調が効いている場合を取り上げました。


今回はその続きで、その他の場合について触れてゆきますが、25℃の温度差が出るのはどんな条件の時なのかについても考えます。


ここでひとつ申し上げておかねばならないのは、効果が数字に表れにくい場合といっても、効果が出ていないこととはまったく異なるということです。


前回に上げた折板下の屋内に空調機が稼働しているケースでは、空調機の稼働が抑えられ、その分の電力消費量の低減は確実になされている筈です。実際には、大きな効果がでていることでしょう。


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    ☐☐「人工的な温度差」☐☐


塗装効果の表れをみることにおいては、調べる対象の熱などは、自然からの影響のみでなければならない筈です。


人工的に作られた温度差などがあると、温度として出てくる数字はそこからの影響も受けてしまうので、自然からの影響のみではなくなるのは理解に難くないでしょう。


ですから、まずは室内側に空調などが効いていないことが本来の効き目を測れる条件となるわけです。


室内の温度が低い場合にも高い場合にも、内外の人工的な温度差があるときは、その影響を受けてしまいますので、自然に現れる温度差とは異なってしまいます。


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    ☐☐「日陰と日なたの温度差」☐☐


それでは、人工的なものの介入がなければ、屋根板両面(室内外)の温度差は生じないと言えるでしょうか?


例えば、それぞれが直近の地点で、日陰と日なたでは体感温度がかなり違うことは経験的に誰もが知っています。


ところが、実はこの場合、両地点の気温差はないというのが正解です。


日射に照らされた折板の上側の気温と日陰になった下側の気温とでは、折板上の方がずっと温度が高いように思えます。


ところが実は、折板下側も十分に通気性がよい状態ならば、上側も下側も気温自体はほとんど変わらないはずなのです。


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    ☐☐「塗料でいう遮熱と断熱」☐☐


日なたが暑く感じられるのは、空気中を通過して降り注ぐ日射が、物体にあたったところで瞬間的に熱エネルギーに変わっているためです。


内外の温度差を生じさせる要因としては、実際には、純粋に人工的な場合(熱源など)ばかりではなく、建物の構造自体が半人工的な要因を作り出す場合も多くあります。


塗料でいう遮熱と断熱というのは、日射が熱に変る前にこれをなるべく多く反射してしまう性質と、反射しきれずに熱に変ったものは、それをその下に伝えないようにする性質を指しています。


塗料の遮熱と断熱は、塗膜というほんの表面の部分で働く現象です。ここに自然の日射などによるもの以外の要因が働くと、その効果が、温度計測の面からは見えにくくなってしまいます。


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    ☐☐「一部分の試験塗装での注意」☐☐


次に、試験塗装などの場合の温度計測で、違いが生じがちなケースをご紹介しましょう。


試験塗装などで大きな折板屋根の一部分に塗装し、そのすぐ裏側の温度を計測し、塗装していない部分の裏側の温度と比べるようなケースはよくあります。


天井ボードが無くて、空調が効いているようなケースはすでに述べたとおりなのでよいとして、ここで問題となるのは、天井ボードのある場合です。


天井裏には空調はかかっていませんし、塗装面の裏面と未塗装の裏面では、温度差は明らかに表れるように思えます。


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    ☐☐「天井裏に溜った熱」☐☐


こういった場合、意外にもキルコートの裏側に取り付けた温度計もそこそこ高い温度を計測し、効果があまり出ていないように見える場合がよくあります。


通気性の良くない天井裏では、日射に照らされて温まった屋根板から熱が伝わり、しばしばそこに高い熱気が溜っています。


その場合の天井裏空間では、熱気のもととなる熱は主にキルコートの塗られていないところから侵入したものですが、キルコートの塗られた部分の裏側の温度にも十分な影響を与えてしまいます。


こうして、塗装効果があまり出ていないような計測結果が出てきます。


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    ☐☐「25℃程度の温度差が表れる場合」☐☐


よって、25℃程度の温度差が表れる場合とは、屋根板の下側に空調などが効いておらず、下側の通気性が比較的良い場合となります。


この他に、天気が良く、風があまり強くないなどの気象条件も左右します。


天井ボードがある場合で注意すべきケースをもう一つご紹介します。


屋根がつながった建物の中で、一部の部屋のみに効果を求めるような場合です。


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    ☐☐「天井裏には仕切りなし」☐☐


こういったケースでは、大きな屋根全体への塗装は無駄と考え、効果を出したい部屋部分の上の屋根のみに塗装するケースがあります。


通常折板の屋根がつながっているような場合、下の部屋はきっちり仕切られていても、天井ボードの上の天井裏空間は、仕切りがないことが普通です。


試験塗装などでほんの一部に塗装する場合と違い、ある程度の範囲に塗られていればその下への効果はそこそこは伝わりますが、それでも本来の効き目からは離れたものになりがちです。


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    ☐☐「細かくあげればいろいろ」☐☐


細かくあげれば、これら以外にも様々な要因で、本来の効果が温度差としては出にくいケースがありますが、意外と引っかかりやすいものとして、以上をあげておきました。


効果を示すための温度計測において、意外と注意を要する要素があることをお解りいただけたら幸いです。


今月の話題は興味をお持ちいただけたでしょうか?


来月はまた違う話題でお届けいたします。


どうぞお楽しみにしてください。

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以上、第20回目の話題をお伝えいたしました。いかがでしたでしょうか?

また次回の話題をどうぞご期待ください。

よろしくお願いいたします。


【キルコートニュース編集委員会】

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